大変遅くなりましたが、検討会のご報告をさせていただきます。

私の事情聴取は15日の予定でしたが、１人ひとりの聴取の時間が大幅に延長したため18日になりました。まず冒頭に、ご迷惑をおかけしている検討委員の議員や事務局の方々にお詫びを申し上げるつもりが、強烈な緊張と不安でそんな余裕もないままに聴取が始まりました。

まずは、1月や3月にお金を受け取った状況、政務活動費に対する認識や実際の使い方などを説明し、不正への関与については明確に否定しました。その後、委員の先生方より

・受け取ったお金を返したのはなぜか、不正に気付いていたのではないか。

・選挙はどれだけお金がかかるのかわからないのに、なぜ不必要と判断できたのか。

・原資が何かわからないお金を受け取ること自体、市民感覚からかけ離れている。

・会派に所属していた一員として、責任を感じているか。

・団費から支払うべき支出を裏金から支出したことについて、どう考えているか。

※団費…議員報酬から毎月引き去られている会派費で、主に飲食代にあてる費用

・選挙後に自民党神戸の会派を離脱しているが、今回の事件と関係があるのか。

など約1時間、ご質問やご意見をいただき、私は1つひとつ、丁寧にお答えしました。中でも、その場で参考資料として見せられた裏帳簿や裏通帳のコピーは、目を覆いたくなるような内容ばかりで、これまで疑いもせずに過ごしてきた自分が許せず、途方もない気持ちになりました。

すでに報道されている通り、検討会での事情聴取では真実が明らかにならず、これ以上の追及も難しいとの検討会のご判断から、刑事告発されることになりました。今後は警察の捜査に真摯に対応していくことは当然ですが、自分なりの責任の取り方を考え、改めてご報告したいと考えております。