能登半島地震で犠牲となられました方々に心からご冥福を、そして被災された方々にお見舞いを申し上げます。神戸市は１月３日から緊急消防援助隊をはじめ、応急給水・復旧、避難所運営、道路復旧、ごみ収集・運搬等に至る様々な支援の職員を現地に派遣しています。職員の皆様には感謝申し上げるとともに、被災地の１日も早い復旧を祈っております。

そして今日は阪神淡路大震災から２９年を迎える日です。昨日、東遊園地へ行って追悼行事の準備の様子を見てきました。改めて、当時の様子を想像し、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、神戸市政に関わる者として震災を風化させずに、自分の立場でできることを考え続けたいと思いました。

新年のご挨拶もできないままでした。年末から不調が続き、今も点滴治療をしながらの生活ですが、連日報道される被災地の様子を見ながら、心を痛める毎日でした。普段からおつきあいのある団体等の新年会には、可能な範囲で参加させていただいておりますが、それぞれのお立場で被災地支援を行い、考えておられるご様子を肌で感じて、頭が下がる想いです。

まだ寒い日が続きます。くれぐれもご自愛の上、今年１年が皆様にとって充実した年となりますように、お祈り申し上げます。私は当面、５月に開催されます世界パラ陸上競技選手権大会の成功を目指し、神戸から被災地に元気を届けられるようにがんばります。大変遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。