毎日のように報道されている新型インフルエンザに関して、
現場の声が反映されているのか・・・・悲しくなります。

神戸で初めて国内感染が確認されて以来、
神戸市役所の前には、物々しく報道の車が立ち並び、街の至る所でテレビカメラを見かけます。

今は少し落ち着いてはいますが、神戸の街が、すっかりかわってしまったような錯覚に陥ります。

報道の中には、この国内感染が東京で広がったら・・・
などと想定し、経済損失の計算などがなされていますが、
私たちは今、渦中にいます。

市民の方々の不安を和らげるために、1日1000件以上、多い時は2500件もの電話相談。

感染拡大を抑えるために、細心の注意を払いながら、そして不眠不休の医療現場。

あらゆるところに影響が及んでいます。しっかりと目を向け、取り組んでいきます。

でも私は、神戸市に住んでいてよかったと思います。
これだけ一生懸命、神戸市民の命を守るために、不安を取り除くために、
がんばってくださっている方々がいる神戸に、
住んでいてよかったと、心から思います。