神戸市視覚障害者福祉協会の会長を長らくお務めになり、昨年お亡くなりになった福井照久さんを偲ぶ会に伺いました。福井さんが会長の時代に協会の顧問に就任させていただき、それ以降、視覚障がい福祉についてご指導をいただいていました。福井さんのおかげで、神戸市内のエスコートゾーン（横断歩道上の点字ブロック）の設置もずいぶんと進みました。一緒に警察署に行って要望活動をしたことを昨日のことのように覚えています。いつも朗らかで、相手の立場を気遣いながらも言うべきことは言う、そして行動力のある方でした。平成２９年には黄綬褒章を受章され、協会の内外からも慕われていたご様子を偲ぶ会でも感じました。これからまだまだご活躍いただけるものと思っていたので、とても残念ですが、会の最後には福井さんが大好きだったタイガースの六甲おろしをみんなで合唱しました。福井さん、どうか安らかにお眠りください。そしてこれからも福井さんにご指導いただいたことを活かし、視覚障がい福祉の充実に取り組んでいきます。